ハイリスク・ハイリターンのレバレッジETFを見ていきたいと思います。最近、レバレッジETFはすごく人気ですよね!
今回は、米国株ETFのTECLとSOXLを比較していきたいと思います
基本情報の比較
まずは基本情報です。ハイテクと半導体の違いですね。
純資産はSOXLが大きいですが、この規模だとどちらも問題ないですね
TECL | SOXL | |
純資産 mil USD | 3075 | 4281 |
投資対象 | ハイテク | 半導体 |
組入銘柄 | 約70 | 約40 |
費用 | 1.01% | 0.99% |
TECLとは?
正式名称は「Direxion Technology Bull 3x Shares ETF」です。
テクノロジー・セレクト・セクター指数の値動きの3倍を目指すETFになります。
構成銘柄

SOXLとは?
正式名称は「Direxion Daily Semiconductor Bull 3x Shares ETF」です。
フィラデルフィア半導体株指数の値動きの3倍を目指すETFになります。こちらは半導体銘柄に特化したレバレッジETFです。
構成銘柄は

TECLとSOXLのパフォーマンス比較
今回は下記3つのETFを用いてパフォーマンスを比較してみたいと思います。
- TECL 青
- SOXL オレンジ
- S&P500 赤

5年チャートだと、ベンチマークにおいたS&P500指数が底辺にいます(笑)
TEClもSXOLはすごいパフォーマンスです!
続いては、S&P500を削除して、1年チャートでTECLとSOXLを比較します

TECL(青)、SOXL(オレンジ)とほぼ一緒の動きですね。
言えることは
- 半導体とハイテクのパフォーマンスはS&P500よりも良い
- レバレッジETFのほうがリターンが大きい
- レバレッジETFはボラティリティが大きい
感想
- レバレッジETFはハイリスクハイリターンです
- TECLとSOXLの投資先セクターは今後も期待できると思います
レバレッジETFは今のところパフォーマンスが非常にいいですが、過去の暴落では資産が9割以上なくなっているケースもあります。
もし、レバレッジETFを購入しようと思うなら、市場の状況を冷静に判断して、破産しないように余剰資金で投資する方がいいかもしれません。
過去のパフォーマンスも取る期間によって激しく変わります。もし今一括購入して大暴落すると、回復に時間がかかる可能性もあります。
最終的には自分のリスク許容度と相談になりますが、ハイテクセクターや半導体セクターが今後伸びると考えている方は、レバレッジETFの活用を検討してみても良いかもしれません。
私は大暴落を待ち続けています(笑)
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