9月になってから円安が進み、ドル円は2018年10月ごろにつけた高値114円台まで届いています。

円安が進んでいる主な要因
- 世界的なインフレ懸念
- 米国債金利の上昇&テーパリングによる円売りドル買い
急速に円安が進んでいるのは米国の長期金利が上昇しているからです。
過度な物価高に対応するため、米国は金融引き締めを早め、政策金利を段階的に上げていくことが予測されます。金利が上がれば、ドルが買われ、円が安くなります。
円安の懸念点
さらなる円安が進行すれば、輸入物価は高騰し、値上げラッシュが予想されます。最近のニュースをみてても非常に怖いです。
景気が低迷する中の“悪い円安”にならなければいいのですが、、
今までは円安は日本経済にとってプラスでした。
しかし、今は円安は日本経済にとって悪いことが増えきてます。
①円安になっても貿易黒字が出なくなりました。
②円安になっても株価が上がらなくなりました。
③円安になってガソリンや資源価格が上がっています。食料品などを輸入に頼っている日本にとっては今の円安は大変しんどくなるかもしれません
円の実質実効相場
最近の円安進展に伴い、実質実効相場でみた円相場も史上最安値圏へと接近しています。
ここからのさらなる円の一段安はあるのでしょうか

感想
米株・ドルを少し保有しているので、資産の円評価額は増えていっています。
しかし、あんまり、うれしい気持ちにはなっていません。どちらかと言うと、円安のスピードが怖いです。
いずれにしても、輸入インフレは良くありません。
健全なインフレは人手不足→賃金上昇→インフレです。
世界的なインフレと過度な円安が日本の家計に直撃しないこと、悪い円安にならないことを願っています。
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