本日は米国でインフレ、利上げが起きると思っている方向けです。
米長期国債の利回りが上昇してきましたね。ドルも上昇、金は下がってきました。
本日は私が以前から購入している米国ETFのTMVについてみていきたいと思います。
米長期国債の利回り
まずは米国長期国債の利回りの推移をみましょう
2016年から2021年9/29までの長期チャートです。2021年2月末ごろに一度急激に上昇。その後低下しましたが、9月末にまた急激に上昇してきてます。

TMVの特徴
- 正式名称はDirexionデイリー20年超米国債ベア3倍ETF
- 米国債20年超指数の値動くの反対の3倍のパフォーマンスを目指す金融商品
- 簡単に言うと金利上昇で利益がでる仕組みになっています (このファンドは債権を売ってます、債券価格下落(金利上昇)で利益を得ているようです)
- 年間の経費率:0.93% 高いですね
米国ETFのTMVのメリット?
- 短期間で米長期国債の利回りが上昇すると大きな利益を得ることができる可能性があります。
- 金利上昇に3倍のレバレッジをかけてますから。
米国ETFのTMVのデメリット?
- 通常債権に投資していると金利が入ってきます。このファンドは売りをいれているため、金利分の価格が低下する形です。長期で保有するようなETFではありません。
- 純資産もあまり大きくありません。
- 信託報酬も少し高めです
米国ETFのTMVのチャート
短期チャートは以下です。今週にぐっと上昇してきました

米国ETFのTMVの購入すべきか?
2021年になってからテーパリング・インフレ関連の記事が増えてきましたね。
株は引き続き上昇してきました。どこかで調整は入ると思っています。株価下落のきっかけは金利上昇になるのではないかと思っています。
米国でインフレが発生・金利が上昇すると考える方は短期的に保有するのはいいのではないでしょうか。長期間持つようなETFではないので、短期間で劇的に状況が変わると思われる方向けかもしれませんね。
私は半年ほど保有してます。
あまりお勧めできるETFではありませんが、株高で購入するものが見当たらない方、株暴落にヘッジとして何か持っときたい方向けでしょうか。
感想
私は基本的に長期投資を行っています。
コア投資はS&P500、VTIなどのインデックス投資です。レバレッジをかけたNASDAQ100もポートフォリオの一部に組み込んでいます。基本的には株高を期待してのポートフォリオを構築しています。
ただし調整局面では市場は逆に動く局面があります。金利が上昇すれば、株は下落する可能性が高くなります。
下落局面でも短期的に利益を獲得できるよう保険にTMVを保有しています。金利が上昇したらTMVは利益を確定して、その資金で割安となった株(S&P500, NASDAQ100)等を購入したいと考えています
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